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「春になったら出ていくわ」 朝のキッチンで妻が淹れた紅茶の温度は、いつもと変わらなかった。 比較文学を教える54歳のケンジと、美術史准教授のヘレン。教養ある二人は、怒りも叫びもせ…
文芸部、高校二年生。何かとざわつく年の瀬。一年の締めくくりにちょっとしたミステリーが持ち上がった。そしてそれが呼び水となってもう少し深い謎解きに巻き込まれていく。
1980年9月 宮守(みやもり)灯(あかり)は渋谷のスクランブル交差点で大学生になって初めて出来た彼氏に一ヶ月で振られた。 その後に声を掛けて来たカッコいい外国人男性に、 「あかりん」と呼ばれた。...
妻アヤメを亡くして十三年。四十八歳のユーサクは、医大生となった息子カヲルを育て上げ、個人投資家として静かな日々を送っていた。だがある日、長らく放置していたインスタグラムに、一通のDMが届く。 「会い...
猫話で話せば!世界は平和に!。キジトラ猫のナガちゃん!(しっぽが長いからナガちゃんと言う名前!)ナガちゃんが世の中の事、日常の事、思い出、などなど、猫のような〜人間のような〜自由気ままに、ひとりごと!...
1970年生まれの私が、基本週一でこれまで生きてきた中での想い出や好きなもの、カクヨムでの執筆作品の裏話、イベントの感想、創作のヒント等について語っていきます。  『私の創作遍…
この福野写真館はひっそりではあるが、三十年以上変わらず営業を続けている。店主は白髪交じりの小柄な男性。常に穏やかな笑顔を浮かべており、その確かな撮影技術とともに、客の評判はよい。ただ、この写真館に客が...
素足で触れた夏の温度を、三つの景にして並べました。 どれもささやかな想い出です。 企画の開催に、ささやかな感謝を。
この物語は人間の言葉が解る、自分の事をトラと名乗るキジトラ猫さんと人々との心の交流を描いた物語です。  「小説家になろう」内でも、同じ作品を投稿させていただいております。…
来し方を振り返れば、煌めく七色の光に満ちている。振り返る間もない恋の道行の狭間に想い起こした、何気ない瞬間。
そのさほど大きくない私鉄の駅を降りて駅前の商店街を歩くこと数分、そろそろ商店街も尽きようかという少し寂しい場所に、その写真館は建っている。この写真館は客の間で密かにこう呼ばれてい…
戻れないあの日へ、夕暮れはいつでも扉を開ける
贈られた花の色のように、重ねるほどに鮮やかな想い出。そんな日々を短歌に綴る。
横浜の町にも昔、路面電車が通っていた。僕はひ孫の風歌と一緒に、横浜市電保存館を訪れる。 クロノヒョウ様の自主企画『第72回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画』参加作品です。
書けば書くほど酷い事をしているような気がする。 でも、君をすきな人間がここにもいるよ!
私がまだ幼かった日の、父と蛍を追い、鈴虫を獲った宵の、遠い夜の思い出を文章にしてみました。    宜しくお願いいたします。
男の子は紙きれに書いてある”あなたが想うキラキラはなあに?”と目にしました。 男の子にとってきらきらは一体何なのでしょう? 「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも投稿しています。
男の子は紙きれに書いてある”あなたが想うキラキラはなあに?”と目にしました。 男の子にとってきらきらは一体何なのでしょう? 「小説家になろう」、「ノベルアップ+」にも投稿してい…
中学時代の友人からの連絡をきっかけに、あの時好きだった佐伯のことを思い出す。 佐伯と再会するのか・・・
中学時代の友人からの連絡をきっかけに、 あの時好きだった、佐伯のことを思い出す。 佐伯と再会するのか・・・別の選択をするのか
夫婦で一緒に握った鍵を回し、はじめてドアを開けたあの時の感触は、今でもこの手が覚えている。私たち家族の喜びと苦悩を等しく受け止めてくれたこの団地を、私は今日出て行く。想い出の宝石…
東北出身の小春は、テレビの天気予報で、故郷の天気が「雪」である度に、雪だるまのマークを見て思い出す。それは、冬にだけ訪れる小さな奇跡。  人里離れた村落では、毎年子供の頃には雪…
「家庭」をテーマに書いたものです。 題名の通り、妻や子供に伝えたいことを手紙に書いた父親の話です。 これまでSFとかばかり書いてきましたが、少し違うものを書いてみました。 カク…
わたしは小学五年生。ずっとひとりぼっちだった。
過ぎし夏、淡き水の影の後日談のような短編です
少年の日の想い出は美しくもあり、悲しくもあり。 色褪せない、セピア色に染まることもない想い出が今何故か蘇る 中納言朝忠(44番) 『拾遺集』 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨み...
更新: 2025/11/15 2025年11月15日更新
ちょっとノスタルジックなエッセイ集。基本エッセイですが私小説ぽいものもあります。KACでバラバラに書いたエッセイをまとめたり、ブログ(日記)の中から少し読み応えのある物も再録して…