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①あらすじ 海辺の公国フルシで、港の交渉人ペアが砂浜から古代の透明な箱を見つける。箱の中には深い藍色の万年筆が眠っており、それ以来、町では嘘をつくたびに砂の城が現れるようになる。…
①あらすじ  王都の食糧配分局で失敗の責任を押しつけられたカリンンエは、追放同然に故郷カワ群島へ戻される。島々では魔法の聖杯が沈黙し、深い霧のせいで船便も食材も滞っていた。 …
⓵あらすじ  六月の雨の放課後、志乃の靴箱に一通の案内状が入っていた。そこに書かれていたのは、「世界一を目指す部活を作る。欠陥品歓迎」という奇妙な言葉。差出人を探して旧家庭科準備…
掲載: カクヨム 作者: mynameis愛
更新: 13時間前 6話
①あらすじ  鐘と運河と古い工房が残る港町セラド。教会跡の裏手にある修繕屋兼共同住宅「鳩目荘」で暮らす十人は、家賃滞納と納税期限に追われ、賞金三十万リルを狙って町の名物催し「ダメ…
⓵あらすじ  雨漏りする境界便倉庫で働く堕天使の青年アッツェは、宛先不明郵便の底から、存在しないはずの河川都市リュメへ続く「蒼い地図」を見つける。  同行するのは、現場確認を…
⓵あらすじ  海沿いの町・玻璃坂市で、祖母が遺した白い糸ランドリーを継ぐか迷っている柊斗は、地元FM局のパーソナリティ兼ライターのすみれと出会います。きっかけは、すみれの祖母…
①あらすじ  中央郵便塔の未配達係として働くガートルードは、三年前の誤仕分け事故以来、自分の判断を信じきれずにいた。そんな彼女の前に現れたのは、能力測定では最低値ばかりの落…
⓵あらすじ  王都レウコメリアでは、正式な訴えを届けるにも「蒼い名札」が要る。請願審理局西棟の監察官補エフティミアは、昼には書類の綻びも印章の癖も見逃さず、人々から「氷の名…
①あらすじ  王都道標庁の一級道標師ベスタは、補給記録の改ざんを見抜いた直後、双尾彗星対策の名目で北辺ルーメンへ送られる。けれど、それは栄転ではなく、危険地帯の責任を押しつけ…
①あらすじ  大学二年の秀雄は、入院した祖母の部屋を片づけるため、神奈川県港南市の月見坂団地へ戻ってきます。けれど、そこで待っていたのは、来年三月で全棟閉鎖という現実でした。築…
★第25回角川ビーンズ小説大賞用あらすじ★  綴鐘学園高等部二年の浅海琴葉は、亡き祖母の遺品の中から、銀色の万年筆、時計塔の鍵、そして「創立記念祭まで、手紙室を絶やさないで」と記…
①あらすじ  王都ラズヴェルで夜番と書庫整理を務めるテルセロは、焼け落ちかけた芝居小屋で、壊れた絡繰人形から「君は勇者だった」と告げられる。直後に転移門の暴走へ巻き込まれた彼は…
関東の私立総合大学・芸術学部。絵具と金属と光にだけ正直な怜は、卒業制作に没頭するほど就職活動が置き去りになる。そこへ、思いついたら即行動の大貴が首を突っ込み、就職支援室と学食と…
①あらすじ  雨の多い運河都市ルストリアの旧市街「パラソル通り」へ配属された新人調和官ジャクリンは、共同休憩所の洋式便器導入をめぐる揉め事を担当する。正しい案を急ぎすぎて反発を…
①あらすじ  戦が終わって十五年。雪深い北方では、帳簿の上では届いたはずの毛布も薬も、なぜか現場にない。王都兵站局の若き兵站官オーバネは、納品書の紙質や印章のずれから不正を見抜い…
四月の港町・白金浜で、白金浜高校二年の斗真は、昼休みの屋上で弁当の蓋を開ける順番まで決めて、誰にも触られない時間を守っていた。そこへ、困っている人を放っておけない仁菜が迷子を連…
海辺の星浜高校。龍星と心遥は、旧校舎の文芸準備室で見つけた一冊の黒いノートをきっかけに、放課後の景色を少しずつ変えていく。そこには「理科準備室の骸骨に冬服を着せたい」「卒業前に屋…
①あらすじ  埼玉県内の古いあけぼの団地に赴任してきた若い管理担当の陽向は、苦情箱の中に一枚の紙を見つける。  「明日、ぼくはずる休みします。さがさないでください。コドモ」  規…
霧月二十日、朝六時。港町レインポートで、見張り役のネバエは豪雨の裂け目から落ちてきた男パットへ綱を投げ、桟橋へ引き上げる。  この町では、雨が強いほど「呼び名」から消えていく。…
登場人物一覧  マディソン  王都移住管理局の実働責任者。朝のうちに大量の申請を片づけ、迷子の靴も引っ越し先の台所も見に行く。誰かの明日のために予定を崩して走るが、自分の願いだ…
東京・神楽坂寄りの下町。声帯の手術後、長い会話が続かなくなった真帆(28)は、築年数の古い1LDKを「二人の新居」に整えながら、婚約者の敦夫(33)に言ってほしい言葉を胸に隠し…
冬の終わりの月曜18時40分、港町ルーメンの「手作りキャンドル工房カンデラ」。硬貨を一枚ずつ並べ、帳面の角を机に揃える店主ババカルのもとへ、赤い封蝋の手紙が紛れ込む。指示はひと…
2026年2月、東京の下町の区立コミュニティセンター。夜勤明けでも同僚の穴埋めを引き受けてしまう23歳のすずは、親友の結婚祝いに、手作りのペンダントを贈ろうと夜間講座「はじめて…
十二月初旬。東京都内の下町にある「東都地下鉄株式会社 遺失物センター」に新人の龍希が配属される。拾得物の受領、消毒、仕分け、保管番号の付与、照会、返還窓口での本人確認――淡々…
露店の帳面を拾った夜から、ローマーの「今日」は少しずつ削られていく。町の笑い声を先に喰い、明日の元気まで奪う――先喰い霧が、路地にも宿屋にも入り込んでいた。   帳面の端に残…
冬の夜、港町ラティス港では「冬花火」が上がる。その火種になるのは、断崖の果樹園で育つ「うれた果実」の粉――町の暮らしは、その甘い香りと一緒に回っている。  仕立て屋ホルトンは、…
瀬戸内の港町。四月、菓子店で仕込みをしながら「大丈夫」を口ぐせにしてきた二十歳の心海は、市民体育館の姿勢教室に通い始める。講師の大智(二十八)は、手を添える前に必ず「触れるよ」…
ルメリア王国の北端、ツボミ谷。城跡の方角を見ただけで胸がざわつくと囁かれ、村人は近づかない。けれど春の終わり、共同井戸が泥で詰まり、畑の水が止まった。外から流れ着いた青年オメオ…
春のある日、いつもの交差点の信号が突然消えた。通勤も通学も買い物も、ほんの少しずつ不便になる――はずが、なぜか人の距離は近くなる。   空気を読みすぎず、目の前の「困りごと」…
北城県雪津市の雪津駅。改札横の駅弁店「はなとげ弁当」に、十二月上旬「閉店まで九十日」の貼り紙が出る。駅ビル管理会社の担当・奏輔は会議で「皆さんの意見で決めましょう」と譲りかけ、…