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ある夜会のガゼボで、見知らぬ男女が甘く戯れていた。 そんな場面を目撃した私は、呆れながら立ち去ろうとした時、懐かしい香りを感じた。それと同時に突然の頭痛に襲われる。 頭で鐘が鳴…
婚約者のクレマンド様は、いつも私との約束を破ってばかり。 理由は決まって『従妹ライラ様との用事』 誕生日会にすら来なかった彼に、私はついに告げた。 「どうぞ、私以外のご令嬢を…
「アーテルッ 私、運命の出会いをしたわっ 『鴻鵠の番』を見つけたの!」 綿菓子のようにふわふわとした栗色の髪に、アメジストの瞳をキラキラさせながら話出すルルディ。 漆黒の髪に…
「あの…お話がございます」 「す、すまない、仕事がたまっているんだ。先に失礼する」  妻がそう言う度に僕は逃げるしかない。  なぜなら、妻が何を言うのかわかっていたから。 …
「私とシェルダンが婚約破棄した後、二人には結婚してもらいたいの。シェルダンとあなたに」  私はシェルダンに、浮気相手と結婚しろと伝えた。 「ま、待ってくれ! な、何を言ってい…
「きゃああああああ!!!」 「ち、違う! わ、私ではない!!」 「だ、誰か来てええぇ! ひ、ひ、 人殺しいいいいぃぃ――――!!!」 ホテルの部屋に入って来た従業員の目に…
潮の香。 波の音。 冷たい空気。 「こ…ここは…?…っ」 気が付くと目の前には足元まで海が来ており、私は人ひとりがやっと座れる岩肌の上にいた。 「な、なぜ、こんなところに……
とある伯爵家から子爵家の我が家へ婚約の打診があった。 相手は父より年上の41歳。 調べると処女好き少女性愛者の変態と判明。 こんな人と結婚なんてしたくない! けれど下位貴族の…
「セルティア…君の為にこの温室を作ったんだ」 「わぁっ 素敵っ!」 私の為にレイヴィスが作ってくれた温室。 彩り豊かな花々の中での初めての口付け。 『ここは君と僕だけの場所…
「私はあなたの“鴻鵠《こうこく》の番《つがい》”です」 「―—————————は?」  “どうしても話さなければならない、大事な話がある”という内容の手紙を受け取り、やってき…
婚約者が妹と関係を持ち、さらには妊娠。 両親はそんな妹を咎めるどころが、子供が生まれたら私に乳母になれという。 こんな扱いはもう我慢できない。 私は毒を飲んで死んだ……はずだっ…
掲載: カクヨム 作者: kouei
更新: 2025/03/10 1話
婚約者のエスコートで、デビュタントを迎えた私。 ところが…彼が傍にいると居心地が悪く感じた。 そして、彼が突然顔を近づけて来た時… 「…っう、ぐっうえっ!」 「わあ! な、…
白い結婚を望んだのは旦那様なのに、彼は私を愛人の代わりに抱いた。 そして発覚した、私の妊娠。 望んでいなかったけれど、お腹の子は確かに私の子。 母を亡くし、再婚した実家には私の…
掲載: カクヨム 作者: kouei
更新: 2025/02/28 6話
立ち入り禁止の旧校舎。 誰もいないはずの場所で、人の気配がした。 「ふふ…婚約者がいるのにいいの?」 「君と過ごす濃密な時間の方が楽しいよ」 「じゃあ、もっと濃密に過ごし…
掲載: カクヨム 作者: kouei
更新: 2025/02/08 2話
「子供は彼女が産むから、もう君は悩まなくていいんだよ」 そう言って夫は、少しお腹が膨らんだ女性を連れて来た。 私達夫婦は結婚して3年目を迎えていた。 避妊はしていないのに、未…
地下にある物置部屋。 そのドアの隙間から見えたのは、裸で交わる夫とメイド。 まるで獣のように求め合う二人。 夫は私をあんなに激しく抱く事はない。 生まれつき心臓が悪い私には無…
!!!ドン!!! 「ぐっ…かはっ…!!」  後ろから何かがぶつかる衝撃を受けたと思った瞬間、激しい痛みが背中を貫いた。    な……に…?  ガクンと膝から崩れ落ち、その…
夫が寝言で女性の名前を呟いだ。 その名前は妻である私ではなく、 私の義姉の名前だった。 「ずっと一緒だよ」 あなたはそう言ってくれたのに、 なぜ私を裏切ったの―――…!? …
婚約者が私以外の女性ととあるアパートメントに入って行った。 彼とは婚約を交わして数週間。 浮気ならいくら何でも早すぎませんか? けれど婚約者は恋人らしき女性を私に合わせようとし…
最近、婚約者の様子がおかしい。 前は一週間に一回は会っていたのに、今はもう2か月近く会っていない。 ご両親が事故で亡くなったばかりだけど…何かがおかしい。 だから私は婚約者を尾…
「……あなた誰?」 自殺を図った妻が一命を取り留め、目覚めて安心したのもつかの間。 妻は僕と過ごした三年間の記憶を全て忘れていた。 僕との事だけを……
掲載: カクヨム 作者: kouei
更新: 2024/03/10 1話
男爵家の娘であるルクス・サンチェスは、貧乏子爵家の次男であるティミド・ベルキスを愛した。だからこそ、彼に全てを捧げた。しかし、ティミドは別の女性と婚約してしまう。けれど、ルクスのお腹の中にはティミドの...
男爵家の娘であるルクス・サンチェスは、貧乏伯爵家の次男であるティミド・ベルキスを愛した。だからこそ、彼に全てを捧げた。しかし、ティミドは別の女性と婚約してしまう。けれど、ルクスの…
掲載: カクヨム 作者: kouei
更新: 2024/01/02 13話
結婚してから3か月。 夜会である女性に出会ってから、夫の外出が増えた。 そして夫は、私の物ではないドレスや宝飾の購入していた。 いったい誰のための物? 浮気の現場を押さえるために、クローゼットで夫と...
結婚してから3か月。 夜会である女性に出会ってから、夫の外出が増えた。 そして、私の物ではないドレスや宝飾の購入していた。 いったい誰のための物? 浮気の現場を押さえるために、…
伯爵家の長女である私フォルティ・トリエスタンは伯爵令息であるリシール・ナクス伯爵令息と婚約した。 しかしある問題が起きた。 リシール様の血の繋がらない義妹であるキャズリーヌ様…
私は21歳になっても未婚の子爵令嬢。世間では男女18歳までに、婚約もしくは結婚している事が常識だった。なので将来は修道院に入ると両親に伝えた所、あわてて23歳になっても独身の伯爵令息との縁談を持ってき...
私は21歳になっても未婚の子爵令嬢。将来は修道院に入ると両親に伝えた所、23歳になっても独身の伯爵令息との縁談を持ってきた。見目麗しく、紳士的な性格の彼がなぜ結婚しなかったのか?…
夜の寝所で裸で抱き合う男女。 女性は従姉、男性は私の婚約者だった。 私は泣きながらその場を走り去った。 涙で歪んだ視界は、足元の階段に気づけなかった。 階段から転がり落ち、頭を強打した私は死んだ…...