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学生時代に書いていた、悲しい気持ちになるお話です。
学生時代に書いていた短い話をまとめています。
森に住むフクロウは、無償で薬を配っていた。 病んだ動物たちのために、静かに、ただ夜ごと働き続けていた。 そんな彼を手伝いはじめたキツネは、ある日「銀貨」というものを手に入れる。 …
この街では、法律と信仰が同義語だ。 塔から空へと捧げられるのは、病人と労働者、あるいは「罪人」と名付けられた見世物たち。 一人の学生は、そんな都市のただなかで、ドラッグと爆発と私…
少年は、閉ざされた小屋の中で金を掘り続けていた。 それを求める“外の手”があったから。 最初は、誰かの役に立ちたいと思っていた。 けれど、手は次第に増え、声は怒り、やがてすべての…
引っ越した先の村では、誰も働かず、服はボロボロ、飯はまずい。 それが“健康と誇り”だと言う。 「なるほど、ここではそういう価値観なのか」と思い、僕も仕事を辞退した。 その瞬間…
古びたベンチを見て「直さなきゃ」と思った青年は、 町じゅうの不備をチェックし、理想の改善計画を練りはじめた。 書類は完璧。予算も工程も抜けなし。 だが、彼が計画を完成させる頃──…
王は娘の結婚相手を探していた。 条件は「この国を、いちばん愛している者」。 市民は競い、商人は嘘をつき、彫刻家は黙々と石を彫った。 名声と権力のために“愛国者”を演じた者と、 誰…
「妹が川に落ちそうなんです!」 少年の声を、誰も本気にしなかった。 けれど彼は、岩を動かし、火の中に飛び込み、誰かを助け続けた。 川に引き込まれる最後の瞬間、彼が守ろうとした…
カタツムリは、リスと旅に出た。 けれど、風に吹かれて見知らぬ場所へと飛ばされた。 リスは言う。「目を閉じれば、どこだって同じだ」 それでもカタツムリは、ふるさとの道を探しに行…
「ねえ、村長。この世界は、どこかおかしくない?」 四角い箱のような村の中で、少年はいつも外を夢見ていた。 ある日、彼はその壁を壊し、真実を見てしまう。 村は、誰かによって運ば…
並び続けていれば、報われると思っていた。 でも、届くはずのない皿を待つうちに、僕は老いていった。
彼は自身がなくて、誰かに認められたいと思っていました。人から否定されることが、何よりもの励みになっていたのです。 しかし、「自分にしかわからないこと」を得ることで、ついに解放され…
向こうの言葉がわからない。 けれども、向こうもそれは同じかもしれない。 ”同じ道を行く仲間”という気持ちが芽生えた彼が選んだ結末は-- ※あの頃の知人にこれ見せたけど「?」ってな…
「止まりたい」と願っても、世界は動き続ける。 就活、研究室、夜の街、社会的マナー。 誰かに認められなければ、どこにもいられない。 ひとつひとつの関係から、静かに落ちこぼれていく大…
少女アーレルは、地底世界で出会った金属を食べる少年スワローと旅し、骸骨や人形、退廃した人間など、様々なことを学んでいく。(寓話的世界観)
学生時代に、私が実際に体験したお話がもとになっています。 ちなみに私はウサギさんでした……(焦)
本当に必要とする人に、「剣」は届けられるべきです。 たとえ自分に直接の利益がなくとも、そうする「勇気」が必要なんです。 そう思って、この短編を書いたんだと思います。 (現代の社会…
苦しみから抜け出してきた少年と、彼を見て”かっこいい”と思って真似をする子供たちのお話です。
動けない大木は、自由な小鳥を愛するあまりに迷走してしまう-- ちょっと人と仲良くなった時、不器用な人はこんな風になることがあるかもしれませんね。