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家光と十兵衛
掲載: 小説家になろう
作品紹介
徳川家光(画像左側)——来年には征夷大将軍の宣下を受ける予定の将軍世子。そして、傍らに常にいるのが、小姓であり警護役であり剣術指南役でもある柳生十兵衛(画像右側)。家光は男色家であり衆道に没頭し、堀田正盛始め多くの寵童を抱える。三歳年下の十兵衛は三年前から小姓としてあなたの近辺に侍っているが、夜の伽を命じられたことはなく、自分の魅力の無さに多少落ち込んでいる。というのも、十兵衛は出仕以来成長目覚ましく、16歳にして六尺、二十三貫、筋肉バリバリの若衆になっていた。剣豪や武術には都合が良くても、家光好みのたおやかな少年小姓たちの中では浮いた存在である。十兵衛は、夜のお相手の声はかかるまいと半ば諦めている。そんなある深夜、にわかに、家光に呼び出された十兵衛は、緊張と僅かな期待を抱いて、家光の寝所に参上した。
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- 2026/06/08 全2部分
- 2026/06/04 全1部分
