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言祝ぎの子 参 ー国立神役修詞高等学校ー 完

作者: 三坂しほ
掲載: ノベマ!

作品紹介

『言祝ぎの子』シリーズ3作目!



────双子は凶兆、生まれし赤子の呪と言祝ぎ偏りぬれば……



二十九年前、神々廻家にて双生児誕生。

長男、芽。言祝ぎのみを持ってして生まれる。

次男、薫。呪のみを持ってして生まれる。



「神々廻に双子、なんと不吉な……」

「やはり呪と言祝ぎが割れたそうな。呪は弟の方へ」

「今すぐ抹消すべきだっ」

「凶兆だ。我々の手には負えん!」



母、神々廻幸。一族の意に反し離れにて薫を育てる。



「あんな汚い言葉なんて、聞かなくていいの。貴方は素晴らしい子、貴方は尊い子。貴方は愛されている」

「僕は薫が大好きだよ!僕がずっとずっと、守ってあげるからね」



薫、芽、齢十。

母、幸逝去。享年三十七歳。



「もう嫌だ、こんな力。また誰かを傷つけるくらいなら、もう、俺を殺して……ッ」

「薫、私と一緒に来なさい。そして力の使い方を覚えなさい。一族に何も言わせないだけの力を身に付けなさい、それがお前の母親が遺した遺言だ」



七年後、空亡戦において日本神社本庁はとある重大事案を隠蔽──

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