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絶香の塔
掲載: ノベルアップ+
作品紹介
初めに香があり、香は息であり、息は神であった。 唯一神ルーハは大地に息を吹きかけ、香は花となり、人となった。 ゆえに、人が息を交わすとき、神もまたその間に在す。 広大な砂漠に抱かれたアラ=ルーハ王国。 そこでは第二性に基づく、絶対的な身分制度が敷かれている。 時は灰香(かいこう)の時代。 香料貿易で栄華を極めた王国は衰退し、神は沈黙し、香は乱れ、 愛と破滅だけが濃く混じり合っていた。 下市で調香を生業とするオメガの青年、ライラ・アフマール。 彼は、母を奪った王政への復讐を胸に、革命の準備を進めていた。 そんな折、運命は皮肉にも彼を王宮へ導く。 出会ったのは、国政を担う王太子——ファルーク殿下。 香に導かれ、祈りに縛られ、王と民、愛と革命は、静かに交差し始める。 彼が最後に選ぶのは、愛か、革命か。 神か、人か。香か、それとも毒か。
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- 2026/02/05 2026年2月5日更新
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- 2026/01/26 2026年1月26日更新
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