このサイトについて

複数のWeb小説の更新をまとめて確認できます。
各小説の「マイリストに追加」を押すとリストに追加されます。

■紹介記事
ネット上で無料で読める小説・ラノベの更新情報がまとめてチェックできる「Web小説アンテナ」 - GIGAZINE
【雑記】Web小説アンテナがオープン - まろでぃの徒然なる雑記
ランキングも追加されたWeb系小説更新情報サイト「Web小説アンテナ」 - TEXT FIELD

エルリック骨董魔道具店

作者: ヤシロ
掲載: ノベルバ

作品紹介

 宵闇が迫る頃、都の喧騒から離れた裏通りに、ひっそりと佇む店があった。古びたレンガ造りの建物に、「エルリック骨董魔道具店」と書かれた看板が、錆びついた鎖で揺れている。
 店の主は、白髪交じりの長髪を無造作に束ね、深い皺が刻まれた老人、エルリック。しかし、今、店の奥で埃まみれの書物に目を落としているのは、彼の息子、少年ルークだった。
 「父さん、この『願いを叶えるランプ』って、本当に願いが叶うの?」
 ルークが埃を被った真鍮製のランプを掲げると、エルリックは書物から顔を上げ、細い目を光らせた。
 「ああ、昔はな。だが、今じゃただのガラクタだ」
 エルリックはそう言いながらも、その瞳には微かな光が宿っていた。ルークは、父の言葉を疑っていた。なぜなら、この店に置かれている品々は、どれもが不思議な力を秘めているように思えたからだ。
 例えば、触れた者の記憶を映し出すという古びた鏡。持ち主の感情を増幅させるという、美しい装飾が施された短剣。そして、ルークが今手にしている、願いを叶えるランプ。
 「でも、父さん。このランプ、まだ何か力が残ってるんじゃないかな」
 ルークがそう呟いた

タグ

更新情報