このサイトについて

複数のWeb小説の更新をまとめて確認できます。
各小説の「マイリストに追加」を押すとリストに追加されます。

■紹介記事
ネット上で無料で読める小説・ラノベの更新情報がまとめてチェックできる「Web小説アンテナ」 - GIGAZINE
【雑記】Web小説アンテナがオープン - まろでぃの徒然なる雑記
ランキングも追加されたWeb系小説更新情報サイト「Web小説アンテナ」 - TEXT FIELD

死に損ないの深い陰は嘘にぬれる

作者: rnq

作品紹介

「おめでとう。お前は今日から最高の家畜だ」

 少年院の刑罰で合成肥料になりかけた少年、樫深蔭が送られたのは、寄生植物が人間に根を張り開花するための施設。肥料の原材料で終わるはずが、名前を返された彼は、保護個体である清澄靭の特級適合苗床として選ばれた。

 死に損ないの元受刑者 × 盲目の寄生種

 喰われるために生かされた少年と、彼を喰らって咲く少年。だが、二人が重ねていくのは、食事をして、点字を打ち、色を教え、白を集め、嘘を本物にしていく日常だった。

 清澄靭は、研究室で育てられた盲目の少年である。いずれ自分を喰らって咲く少年は深蔭に微笑む。

「知らないことを、一緒に探したい」

 深蔭は靭に、かぼちゃの黄色を教える。シーツ、カルピス、ソフトクリーム。目の見えない靭に、日常の中で少しずつ色の輪郭を渡していく。

 ⠡⠕⠐⠣⠀⠷⠡⠐⠫ (かたぎ みかげ)

 図書室で点字を独学し、自分の腕に名前を刻んだ。深蔭は、初めて自分の名前が誰かの笑顔を作るものになったことを知る。

 点字の練習で打ち間違えた文字を、靭は「うそという鳥の名前かと思った」と口笛で鳴き声を教える。間違いは、二人

タグ

更新情報