※完結確約！！　最終回まで書き溜め済です。
　リオネラ・デトワール・ラングレー王女は、教育熱心な母・ヴィクトワール女王に、過保護過干渉に育てられた。
　母いわく、リオネラを出産したせいで自分はキャリアを失ったのだという。

（可哀想なママ。私だけはママの味方で居てあげなきゃ）

　勉強だけを生き甲斐に、母とメイドと三人四脚で生きてきたリオネラ。
しかし、そんなリオネラの目の前に、1人の男性が現れる。

　彼の名はセルゲイ・イサエフ。没落した労働者階級の息子で、小説家志望らしい。

　紆余曲折を経て恋仲になった２人だが、身分の差からくる意識の違いや、リオネラの生来の精神不安定、新しいヒロインの登場など障害が山積み！

　おまけに、セルゲイは「将来玉座の上で死ぬだろう」と予言された、王位簒奪の星の下に生まれていて——？！

　果たしてリオネラは精神不安定を脱して幸せになれるのか？
　セルゲイは新ヒロインとリオネラどちらを選ぶのか？
　ゆっくりと傾いていく王国の行く末は？

　恋あり社会問題ありの、ちょっとダークな異世界大河小説、ここに開幕！