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断罪会場で「ごめんなさい」と謝ったら、王太子の罪状がドレスに刺繍されました ~濡れ衣令嬢の謝罪は、本当の犯人だけを縫い上げる~

作者: 小竹X

作品紹介

伯爵令嬢ルシアは、王立学園の卒業祝賀会で王太子ダミアンから婚約破棄を告げられる。罪状は、聖女候補ミレーヌへの毒殺未遂。

前世ではクレーム対応係として、今世では家族の厄介ごとを押しつけられる令嬢として、ルシアは謝ることだけが上手くなっていた。だから断罪会場でも、反射的に口にしてしまう。

「ごめんなさい。わたくしがやったことにしていただいて」

その瞬間、母の形見の白いドレスに赤い糸が走り出した。

毒杯を用意した者――王太子ダミアン。
毒を選んだ者――聖女候補ミレーヌ。
罪を着せる相手――ルシア・ベルネット。

濡れ衣を受け入れた瞬間、本当の犯人だけを縫い上げる不思議なドレス。
その力に気づいた王弟ノアは、ルシアを王立法衣院へ保護する。

だが、ドレスが次に縫い出したのは、十三年前に病死したはずの王妃の名だった。

これは、謝ることで自分を守ってきた令嬢が、初めて「それは私の罪ではありません」と言えるようになり、王家の嘘を一針ずつ暴いていく物語。

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