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銀色の結晶――さよならを忘れるための、戦記

作品紹介

【注意】
本作には、精神的・身体的に負荷の強い描写が含まれます。苦手な方は無理をせず、ご自身のペースでお読みください。
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私を忘れても、あなたを守る。
それが私の、最後の『人間』の証明。
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白磁の壁に囲まれた、音の死んだ監獄『アムネシア』。そこに集められた少女たちの首筋には、逃れられない運命の証「結晶の刻」が宿っていた。

指先が透き通り、身体が冷たい硝子の結晶へと変わっていく「結晶病」。 その進行を止める唯一の方法は、自らの大切な記憶を、戦うためのエネルギーとして燃やし尽くすことだった。

母の手の温もり、幼い日の夕焼け、そして隣にいる大切なパートナーの名前――。 何かを守るために剣を振るうたび、彼女たちの心からは色彩が失われ、真っ白な空白だけが広がっていく。

「私の記憶を食べていいよ、ゆめ。あなたがそこにいてくれるなら」
「いおりが私を忘れても、私が私を忘れない。私の中に、あなたがいるから」

体が銀色の結晶に侵食され、昨日の思い出が砂のように消えていく日々。それでも彼女たちは、自分たちを「部品」として扱う理不

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