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妖精使いの目指す光〜離れ行きにされた元溺愛お姫様〜

作者: 月柊

作品紹介

私、クレアと妹であるアナティアは一緒に散歩をしていた。

「クレアお姉様。私たちはどうしますか?」
「せっかくだし、もう少し一緒にいようか。」

二人になれる機会なんて中々ないから嬉しいな。

「そうですね。皆、下がりなさい。」
「「かしこまりました。」」

アナティアの声に後ろに控えていた侍女が一斉に下がっていく。別にみんなを下がらせなくてもいいけど……。二人の方がくつろげるし、まぁいっか。

「アナティ……。」

アナティア、何する?と言おうと思って振り返ると声が出なくなった。驚きと僅かな怒りと恐怖。

「何を…しているの?」

私の目線の先にはぼろぼろになったピンク色の花がアナティアの靴の下敷きになっていた。
そのピンク色は、私がさっきあげた花……。

「汚いバイ菌さんがついた物をきれいにしてるんですよ。お姉様、見て分かりませんか?」


──────ソレール王国のクレア・ジュア・ヘリオスは第三王女として誕生し、家族からの寵愛を一身に受けていた。ところがある日を境に妹であるアナティアが変貌し、お父様まで冷たい態度をとるようになる。

逃げまくって捕まって、冷たくされて、実質追い出

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