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騎士様の褒賞に指名されましたが、どうやら私のことは愛していないようです。

作者:

作品紹介


21話以降のネタバレがありますが、同時連載中の「お前が私に教えた言葉は、「痛い」ただそれだけだった。」を読むと一層話がわかるはずです(ですが読まなくても特に問題はありません。とあるキャラクターの思惑が理解しやすくなるというだけです)


一ークロエはその日、騎士の褒賞となった。

隣接する王国、ラオネとルディスは長きに渡り戦争を続けていた。だが戦争は唐突に終わる。ディートリヒという平民あがりの騎士が、戦争を終わらせるほどの武勲を立てたのだ。
そこで国王はディートリヒに褒賞を与えることにした。

果たしてディートリヒが望んだものは、「国境沿いにある辺境と、爵位。それからクロエ姫を妻として迎えたい」。

突然の知らせに、クロエは困惑しながらもおおいに喜んだ。だって誰にも秘密だったけれど、ディートリヒとは幼馴染のように育ったからだ。
胸を躍らせながらディートリヒと再会したクロエ。しかし事態は一変する。戦火に巻き込まれたディートリヒの顔が半分焼け爛れており一ー更には嫁いだ先の辺境では、ディートリヒは自分を愛する素振りを見せず、ヴェルナーと名乗る、怪しい男が当主補佐についていたからだ。

ハッ

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