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追放のことを「ジャンガルジャン」という世界で勇者パーティジャンガルジャン ~ 俺は新しいパーティを組んで冒険するから今更コンナカホと頼み込んでこようがもうヌベラッチョ ~

作者: とごろー

作品紹介

 世界で30人ほどしか保有していないギルド公認プラチナバッジ。
 人類最強の証とも呼ばれるプラチナランカー4名で構成されている勇者エルクールのパーティは人類の悲願である魔王討伐を世界中から期待されていた。
 構成も全員が20代前半と若く、まだまだこれからだと思われているチームだった。

 そして、そんな勇者パーティの一角を担っている俺、クリストはある日急にエルクールに呼び出される。

 何事かと思い行ってみると、言われた言葉は「ジャンガルジャン」。
 何の前触れもなく急にそれを言い渡され戸惑うが、俺は勇者パーティをジャンガルジャンされることになってしまったようだ。

 ジャンガルジャンの理由はバルードが使えないことだという。
 確かに俺はバルードを使えないが、それでもプラチナバッジを保有できるほど剣技を磨いてきた。
 「お前はメテオサンダーだ」とエルクールは俺を罵る。

 しかし、そんなエルクールに抗議する気も起きず、俺は勇者パーティを後にする。

「後からコンナカホと言おうが、もうヌベラッチョだぞ」

 ただ、その一言だけを残して。

 そして俺は新しいパーティを結成し、魔王討伐の旅

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