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ありふれた2人の旅路の先〜ありふれていたのは、世界の見方だけだった〜

作者: かんた

作品紹介



「その文字を使っていた村はある日、突然地図から姿を消した──その事だけは知っておる。」

告げられた真実。

「村長……私は……誰なんですか……?」

過去の記憶を持たない少女、イリア。
彼女が育った村は、本当の生まれ故郷ではなかった。
なぜ思い出せないのか。両親はどこにいるのか──その答えは霧の中にある。

『……もし、過去を知りたいと願うのなら、自分の足で“真実を探す旅”に出てみるのも、悪くはありません。』

村を訪れた商人の言葉に背中を押され、イリアはついに歩き出す。
過去を知らない少女が、過去を探すために選んだ道。

魔法や異能が息づく世界で、彼女は数々の出会いと謎に向き合っていくことになる。

──だが、その旅路の傍らには、気づけば一人の男がいた。

「俺が…怖いか?」

左目に眼帯を掛け、危うい影を纏う護衛を申し出た男、カイエル。
彼の存在もまた、イリアの過去と運命に深く絡み合っていく。

繋がっていく過去のピース。
確信に迫るとき、包まれたベールが少しづつ開かれる“ 謎の存在”。

全てを知った時、イリアはどの選択をするのだろうか。




────誰も“彼ら”の名を

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