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姉姫様は魔族を斬りたい!~最愛の弟皇子を救うため、女神の巫女は呪いをかけた魔族を探します~【第2部・レッド・フレイムの残照】

作品紹介

「呪いは解けた」――そう、誰もが信じていた。

エスパルダ聖皇国 の皇孫皇女であるジャンヌは、戦女神ディエル の加護を受けた巫女姫。
五年前、魔族アーグの襲撃によって最愛の弟であるジョン(カルロス)は呪いをかけられ、眠ったまま成長が止まってしまった。


神剣を抜き、アーグを討ち、ジョンは目を覚ました。
――けれど、その瞳は闇に閉ざされたままだった……。

呪いは、本当に解けたのか。
それとも、まだ終わっていないのか。

残された視力喪失という現実。
奪われたのは三つの宝石?
そして、倒したはずの魔族の影。

手がかりは「瞳の宝石」という言葉だけ。

「今度こそ、わたしがカルロスを救ける」

そう決意するジャンヌを待っていたのは、さらなる戦いではなく、
立場・責任・沈黙という名の現実だった。

護衛騎士団長ファンは厳しく道を塞ぎ、
皇宮呪師インスは協力を拒み、
周囲の大人たちは「待て」と言う。

――それでも。

弟の傍に居続けることと、弟を救うことは、本当に同じなのか。
“走り続けてきた巫女姫”は、初めて立ち止まることを迫られる。

これは、
魔族を斬る物語ではない。
神剣を振るう物

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