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七尾工房、本日も開店休業中。

作品紹介

「暇なのがね、一番贅沢なんだよ、アユムさん」 ――そう言ってサボる師匠のとなりで、不器用な弟子の「試運転」がはじまります。

北海道の東の果て、中標津町。広大な牧草地の片隅に佇む『七尾工房』。 元東京のコピーライター・橋本歩(アユム)は、天才的だが朝に極端に弱い職人・七尾拓哉のとなりで、ついに自身の看板『橋本工房』を掲げて独立することに。 とはいえ実態はまだまだ見習い。師匠の仕事を手伝う毎日を送りながら、自分個人宛ての「最初のお仕事」を待つ日々。

そんなある日、古い道具箱が持ち込まれたことから、アユムの本当のお仕事ストーリーが動き出します。

毎話、実在する名作小説が、登場。 本と言葉を介して縮まる師弟の距離。そして、十年間物置に眠っていた「紺色の手帳」が開かれるとき、七尾が背負い続けてきた悲しい過去の真実が明かされ――。

旭川への3ヶ月のレンタル移籍、言葉で表現する仲間たちの芸術、そしてすべての原点である長野へと向かう旅。 中標津の澄んだ秋風と、薪ストーブの温もり、そして珈琲と猫の香りに満ちた、優しくて少し切ない「日常の謎」とお仕事小説。

※本作は『七尾工房、本日も開店休業(第

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