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パーティを追放されたのでヒーラーが魔術師とうそをつきました

作者: Miris

作品紹介

ミナ・リースは、傷を治すだけではなく「壊れる前に支える」ことを得意とするヒーラーだった。剣士グレン率いるパーティ「紅蓮の剣」で、彼女は仲間の膝、手首、呼吸、疲労、魔力の乱れを人知れず整え、誰も倒れないように支え続けていた。

しかし、その働きは討伐数にも報告書にも残らない。派手な回復をしたわけでも、攻撃で魔物を倒したわけでもないミナは、ある日「役立たずのヒーラー」としてパーティを追放される。神殿の臨時補助や安い治療仕事を渡り歩くものの、彼女の技術は「回復量」だけで測られ、正当に評価されない。

追い詰められたミナは、隣街ルシェルで「補助魔術師」として登録してしまう。本当はヒーラーだ。けれど、毒の流れを見て、疲労を読み、仲間の動きを壊れる前に整える彼女の術は、外から見れば支援や異常対応に見えた。

期限付きの仮登録を得たミナは、盾役のガイ、斥候のリタ、若い剣士セラと仮パーティを組む。毒蛾の小洞窟、毒針の傷、湿った森での救助依頼。危険の一歩手前を見抜くミナの力によって、三人は何度も命をつなぐ。最初は疑っていた仲間たちも、ミナの支援が「死なずに帰るための力」だと認め始める。

一方で、ミナの

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