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祓火の番ー二十年の因縁と、封印された伝説の魔物。ハズレものの最強師匠に拾われた俺が、真実を焼き出す眼に覚醒して帝都の闇を焼き払うー

作品紹介

【常冬の帝都、そこは神話の怪異が蠢く白銀の檻】

炎を操り怪異を狩る「火族」の次期当主に選ばれながらも、養子である青年・宗一郎。
彼は、白い刀持ち・帳(とばり)に拾われ、過酷な冬の帝都でひっそりと、だが確かな師弟の絆を育んでいた。
しかし、平穏は一振りの刀によって切り裂かれる。
謎の敵の出現と、幼馴染を襲った悲劇。
そして宗一郎の右目に宿った数世紀に一度現世に降る「真実を暴く瞳」──

何も知らない宗一郎は同じ四家の当主たちと共に、帝都に雪を降らせ続ける「八岐之大蛇」の影を追う。
そうして見えてきたのは、誰よりも敬愛する師匠・帳が隠し続けていた、心身を蝕む「白銀の呪い」の正体だった。

「先生、俺はあなたになにが出来ますか」

病弱な若き当主・直紹。彼を取り巻く不気味な家臣たち。
そして、帝都の安寧と引き換えにささやかれる、残酷な【贄(にえ)】の噂。
四家の均衡が音を立てて崩れ始め、誰が味方で、誰が裏切り者かもわからぬ闇の中、宗一郎の右目に宿る特別な力――真実を視通し、焼き出す眼が、名門にこびりついた「神話の嘘」を暴き始める。

滅びたはずの五家目「神守」の残影は、一行を呪いの深淵へ

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