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【電子書籍化・コミカライズ】殿下、婚約破棄は分かりましたが、それより来賓の「皇太子」の横で地味眼鏡のふりをしている本物に気づいてくださいっ!

作者: 細波

作品紹介

「アイリーン・セラーズ公爵令嬢! 私は、お前との婚約を破棄し、このエリザと婚約する!」
「はいわかりました! すみません退出してよろしいですか!?」
ある夜会で、アイリーンは突然の婚約破棄を突きつけられる。けれど彼女にとって最も重要な問題は、それではなかった。
視察に来ていた帝国の「皇太子」の後ろに控える、地味で眼鏡な下級役人。その人こそが、本物の皇太子こと、ヴィクター殿下だと気づいてしまったのだ。

更には正体を明かすことを本人から禁じられ、とはいえそのまま黙っているわけにもいかない。加えて、周囲は地味眼鏡だと侮って不敬を連発。

「私、詰んでない?」

何がなんでも不敬を回避したいアイリーンが思いついた作戦は、

「素晴らしい方でしたよ? まるで、皇太子のヴィクター様のような」

不敬を防ぎつつ、それとなく正体を伝えること。地味眼鏡を褒めたたえ、陰口を訂正してまわることに躍起になるアイリーンの姿を見た周囲は思った。

……もしかしてこの公爵令嬢、地味眼鏡のことが好きすぎる?

一方で、その正体に気づかず不敬を繰り返した平民の令嬢は……?

笑いあり涙あり。悪戯俺様系皇太子×強気研究

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