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スキル:料理バフで役立たず扱いされていた私、異世界転移してきた聖女様に猛アタックされ専属料理人となりました~どうやらこのスキルとバフは使い方によれば最強らしい~

作者: 向坂亜季

作品紹介

異世界転生した元日本人、アカネ・ヒビキ(響茜)。もとは幼馴染の勇者パーティに役立たずスキルしか使えないながらも、雑用係として所属、馬車馬のごとく働かされてきた。
それが一変、ちょっとした喧嘩から売り言葉に買い言葉。エリックにクビを宣言される。それから半年後、彼女はお世話になった首都・アレンダーソンのギルド食堂にて料理を提供する係になっていた。
忙しさから解放されゆったりとそのポジションを満喫していれば、この世界に降り立った”聖女様”が元幼馴染の勇者パーティとともに来店。
彼女を一生懸命口説く元幼馴染に面白さから震えが止まらないながらも、支給を続けていると自分を見つめる”聖女様”とかち合う。そしてエリックを無視して自分の名前とスキルに反応する”聖女様”
そしてアカネとがっちりと握手し宣言した。

「―――ぜひ私の専属料理人になってくださいませんか!?」

彼女の名前はマイコ・カグラサカ。(神楽坂舞子)。彼女は何とアカネと同じ日本から来た聖女様。そしてこの舞台は乙女ゲームの”聖女様に乾杯!”という変わったタイトルと非常に酷似しているという。

彼女はこういった。

「大丈夫です!むしろ使い

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