グスタフ皇国の皇太子であるオルロフは、
身分を隠していろいろな場所を旅していた。
ある日、湖で入水自殺をしようとする若い女性を助ける。

しかし、彼女は自殺しようとしていたのではなく、
成人の証の指輪を捨てようとしたが、思い直して拾いに湖に入った所だった。

それをきっかけに、その女性、エリーゼが魔女の国の住人である事がわかる。
そして服を乾かしている間に、薬草リキュール酒を飲みながら話をしていると
魔女の国の恋愛事情が相当に風変りであることをオルロフは知る。

オルロフは下心を持ちつつ、自分の国の恋愛について語り、
かつ実践しようと試みるが・・・