このサイトについて

複数のWeb小説の更新をまとめて確認できます。
各小説の「マイリストに追加」を押すとリストに追加されます。

■紹介記事
ネット上で無料で読める小説・ラノベの更新情報がまとめてチェックできる「Web小説アンテナ」 - GIGAZINE
【雑記】Web小説アンテナがオープン - まろでぃの徒然なる雑記
ランキングも追加されたWeb系小説更新情報サイト「Web小説アンテナ」 - TEXT FIELD

行き当たりAI選択譚

作者: macrossf2059

作品紹介

目が覚めたとき、俺は「魔法陣」の上に寝かされていた。
ただし、それは俺の知ってるファンタジーのそれとは違う。

円は完璧な同心円で、刻まれているのはルーン文字じゃない――数式だった。

「意識回復。脳波安定。転移成功率、98.7%」

白衣を着た少女が、タブレットのような板を操作しながら淡々と言う。
……いや、ちょっと待て。

「ここ、どこだ?」

「中央魔導工学研究所。あなたは異世界転移実験の被験体として召喚されました」

さらっととんでもないことを言われた。
しかも“魔導工学”?

嫌な予感がして周囲を見渡すと――
巨大な装置が並び、空中にはホログラムのように魔法式が浮かび、
人々は詠唱の代わりにキーボードを叩いている。

「この世界では、魔法はすべて数式で記述されます。詠唱は非効率なので廃れました」

終わってる。

いや、始まってるのかもしれないが、俺の知ってる“ロマン”は死んでいる。

「例えば火球魔法なら」

少女が指を弾くと、空中に式が展開される。

エネルギー変換効率、熱量、圧縮率、空間座標――
それらが一瞬で計算され、誤差0.02%の完璧な火球が生成された。

「威力

タグ

更新情報