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前に私の事を魔境に捨てておいて、今更助けに戻ってきて欲しいなんていわれても助けるはずがないでしょう?

作者: Rika

作品紹介

「カンナ、どうしたの?そんなに慌てて…」

 カンナは、ずっとずっと私のそばで私を守ってくれて来た精霊。私は生まれた時から精霊の加護を有していて、この子たちと意思を通わせることができる。

「…え?ここに誰かが迫ってる…?」

 幼き頃に魔境に捨てられた私は、精霊の加護のおかげでいくつもの危険を脱することができ、今こうして生き延びることができている。…魔境から戻ってきた後は、王都のすみでひそかに、穏やかな生活を送っていたのだけれど、どうやら今の私に会いたいという人物がいるらしい…

――オリオール王子視点――

「ま、間違いないのか!?王都に魔獣が迫っているというのは!?」

「ま、間違いございません!!調査部からの報告によれば、この王宮に押し寄せるのも時間の問題であると…!!」

「ち、ちくしょう…!!」

 …それもこれも、全てあの女のせいだ…!?あの女をここから追放するときに私を止めなかった連中も同罪だ。

「ブルード!イルサ!!バレラに伝えよ!!貴様ら無能のための席はもうここにはない!!職を解いたのちに永久追放とする!!」

 …この三人

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