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猫ひげ堂へ妖こそ

作者: 御厨 匙

作品紹介

 平成11年。権上太樹、通称ゴンタは小学5年生。下校中に便意を催し、林に入りこむが、そこはよろず預かり処・猫髯堂。ゴンタは奇妙な魚に魅せられ、店主のオサカベと遭遇する。
 ゴンタは倉田隼佑と和泉行哉を猫髯堂へ案内する。三人は店に入りびたるようになる。
 老人が鏡を売りに来る。翌日、ゴンタが店に行くと鏡が無い。ところが老人がまた鏡を売りに来る。鏡には、あるいわくがあった。オサカベは供養の方法を教える。
 猫髯堂に4歳の万葉をつれ、謎の女・香葉子が現れる。ゴンタは万葉に淡い感情をいだく。赤い子供に気をつけろと隼佑は香葉子にいう。ある日、万葉が行方不明に。トラックに轢かれそうな万葉を、ゴンタと隼佑が救う。万葉は赤い子供に会ったという。
 平成15年。14歳のゴンタは猫髯堂から懐中時計を盗む。その晩、夢枕に日本兵が立つ。翌朝、ゴンタは時計をオサカベに返し、盗みを白状する。ゴンタは猫髯堂の見習いとなる。
 隼佑は不登校になっていた。おれ、もうすぐ死ぬと思う、と隼佑はいう。ゴンタはオサカベに泣きつく。オサカベは和尚に口をきき、隼佑は京都の寺へ修行に出る。
 平成18年。高校生のゴンタは、オサカベが

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