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振り返ったら、孤島だった。

作者: ken

作品紹介

花火大会の場所取りをしていたはずの主人公は、牛乳を飲み、煙草に火をつけた直後、振り返った景色が“見知らぬ山の中”へとすり替わっていることに気づく。姉たちも車も消え、スマホは圏外。夢や解離を疑うが、鞄・レジャーシート・クーラーボックスなど荷物だけはそのまま残り、否応なく現実として受け止めるしかなくなる。

混乱と不安を抱えながらも、ここ数日見ていたサバイバル動画の知識を頼りに「火/水/食料/寝床」の優先順位を整理。クーラーボックスには飲み物と弁当四つがあり、短期的な余裕があると判断して探索に踏み出す。やがて川に出て水の確保に希望を見出すが、煮沸手段がないため安易に飲めない。さらに川を辿った先で海へ出ると、地形のつながりと空気の違いから“山”ではなく“島”の可能性が濃くなる。

海岸沿いを進むと絶壁で行き止まりとなり、遠くに別の島影を確認。漂着ゴミがほとんどないことにも強い違和感を覚え、孤立の現実がじわじわと迫る。日没が近づいたため、いったん最初の開けた場所へ引き返し、夜を越す拠点を決める。

火を起こす手段がない中、場所取り用の道具(薄いシート、杭、金槌、カッター、折りたたみ

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