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徒花シンドローム

作者: 美茶

作品紹介

あだ‐ばなびょう【▽徒花病】

ストレスや精神的ショックをきっかけに、人間が生まれつき身体のどこかに持っている種子から花を咲かせる奇病。
持ち主のストレスや寿命を吸って身体にまとわりつき、進行が進むと精神や生命にまで影響を与える。
最終的には花が精神と体を蝕み、貪食な花はただひたすら呼吸だけを行っている主を食い殺す。

〈起源〉
1999年1月1日、神奈川県横浜市で生まれたばかりの赤ん坊の左耳に、リンドウの花が咲いていた事が始まり。

〈治療法〉
2010年8月までの治療法は種ごと取り除くのみで、部位によっては切断を余儀なくされ、その年の患者数は減る所か年々増え続けていた。
現・徒花特別研究センターと、白神川製薬によって合同に作られた新薬・アルカディアによって状況は改善。

〈アルカディアとは〉
種のある箇所に直接薬品を投与する事で、発芽・進行抑制効果と種自体の縮小化を持つ。種を溶かす、という表現が近い。目や頭部、心臓付近等の危険部位への投薬は禁じられており、必ずしも全員が完治出来るわけではない。

〈病名〉
国に功績を称えられ、旧・仁井田植物研究所は正式にその病の研究施設への変革を求

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