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魔術で強敵を倒してきたら、なんとハーレムになりまして

作者: まる

作品紹介

「何をするつもりだ、ジュリアス・ヴァルフレア!」
ヴァルフレア家の屋敷の前。
俺は門の前で立ちふさがる弟のエリオット・ヴァルフレアに、杖を突きつけていた。
俺とエリオットの周囲には多くの兵士が倒れ、地面に血を流して伏している。
そんな兵士の一人から奪った槍を構えて対峙する俺に、
「お前ではルシフに敵うまい」
と、エリオットは余裕の表情で言った。
「ルシフを倒すには、あいつの知らない未知の魔術が必要だ」
「まさか……」
俺は杖を構えたまま問う。
「そのために……魔術研究の成果を盗んだのか?」
「……これはヴァルフレア家のためだ」
「何を言う? お前はヴァルフレア家に泥を塗った!」
エリオットは俺を見た。
その顔を怒りに歪めて、俺を睨んでいる。
昔から仲が悪い俺とあいつだけど……。
「父上にはもう見限られているのだろう? 俺が手を下すまでもない」
エリオットはフッと笑うと、俺に背を向けた。
「さっさと行くがいい。あの家に貴様の居場所はもうないぞ」
そう言い残して立ち去るエリオットの背を見送りながら、俺は杖を下ろした。
……まあ、そうだよな……。
「……俺も、お払い箱ってわけか……」
そう呟

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