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役立たずだと馬鹿にされていた私の魔法が王子の不治の病を完治させる魔法の薬となり、馬鹿にしていた人々は絶望するのだった

作者: Rika

作品紹介

「はぁ…意地にならないで、いい加減に認めたらどうですかお姉様。そんなインチキ魔法、必要としている人なんて誰もいないって」

 …詠唱に失敗し、息を切らしている私の横に立ってそう口をとがらせるのは、妹のリエルだ。

「…そ、そんなことはないの…こ、この古代魔法は…必ず人々の役に…」

 エネルギーを使い切ってしまったからか、なかなかスムーズに言葉を発することができない。

「…もうお好きにどうぞ。…素直に認めれば楽になるのに、どこまで頭が固いのか…」

 私に手を貸すわけでもなく、むしろ地面の土を私の方へとわざと散らしながら、歩き去っていく。

「はぁ…も、もう一度…」

 あきらめるわけにはいかない。…私が古代文書から解読したこの魔法、説明によれば治癒の性質を持つという。…この力を必要としている人が、必ずいるに違いない…

――――

「ま、まさか…そんなことが…!?!?」

 事態は突然に好転した。私が住むルーセルド王国には、一人の王子がいる。しかし突然に不治の病を患ってしまい、声を発することができないくなってしまった。かわるがわるに王国でも名

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